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後継者へ託す未来
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株式会社OGAWAGYUでは事業を引き継いでくださる後継者を募集しています。半世紀近い和牛肥育の歴史をもつ当社。なぜ後継者を探そうと考えたのか、どんな方を 求めているのか、何を提供できるのか、興味をもってこのページを開いてくださったあなたにお話しします。長崎おがわ牛の未来を、あなたに託したい。
株式会社OGAWAGYUについて
父が和牛経営を本格的に始めたのは1979年、私が3歳の時です。
父と他5名の仲間で国の補助事業を使って牛舎を建てました。当時の話を聞くと、その金額の大きさに町議会(市町村合併前の吾妻町)でも議題に上がるほど大きな事業だったそうです。それは、そんなに裕福ではなかった若い父が未来を掴むために出た大勝負でした。
そこから父と母は牛だけでなく今まで通りジャガイモも作り、牛の借金は牛で稼いだお金で返し、ジャガイモで稼いだお金で生活していました。父と母はとても堅実で、決して贅沢をせず健全な経営だけを目指して仕事と生活をしていたのは子供ながらに感じていました。
私が20歳の時に経営に加わり、シャイな父に代わってさまざまな優良農家に頭を下げて勉強に行き、弟や妻も一緒になって一家でつくり上げてきたのが今のおがわ牛です。本当に、父と母の土台のおかげで株式会社OGAWAGYUがあると思っています。


長崎おがわ牛について
キヨエオリーブオイルを餌に混ぜ、健康的な牛、健康的な霜降り(脂質)のお肉に仕上げるのが長崎おがわ牛です。
私が和牛経営を引き継いでから30年近くの間に、和牛の世界もさまざまな変化が生じてきました。そんな中、1番に思うのは「昔の和牛は美味しかった」ということです。
数十年の間に和牛の血統はさまざまな改良が進み、簡単に霜降りが入るようになりました。そこから生まれたのが「サシだけが入った脂質がクドくて美味しくないお肉」です。
また農家の大規模化も進み、仕事の簡略化で餌にモネンシン(抗生物質)を入れる農家や、餌代の高騰を抑えるために餌の質を落とす農家も増えました。
私は和牛はとても高価なものだと考えています。だからこそ、和牛はとても美味しく価値あるものでなければならないと思っています。
自分の牛を食べた時、とても幸せな気持ちになります。お客様に「とても美味しい」と言われるとさらに幸せな気持ちになります。
和牛は日本が世界に誇る最高の食材。この素晴らしい和牛を良い形で次の世代に残していきたいと考えています。自分が食べたい和牛を追い求めてたどり着いた、長崎おがわ牛をぜひ皆様に食べていただきたいです。
規模について
敷地面積、牛舎の数、牛の頭数など、規模に関することを書いてください。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入 ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。
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業績について
年商は約1億5,000万円、年間出荷頭数は約100頭、長く黒字経営を続けています。
肥育の成績は県内トップレベルで各種共励会入賞多数、年間成績上位表彰も何回も受賞しています。
主な取引先である焼肉おがわとの連携で美味しい和牛づくりを行っており、焼肉おがわのGoogleクチコミは約400件にものぼり、評価は4.4という高得点を獲得しています。根強いおがわ牛ファンのお客様がついているおかげで相場より高値での取引を実現しています。
また繁殖事業により仔牛の仕入れ値を安定的にでき、さらなる経営の健全化を叶えることができました。これからより一層のブランディングと販路拡大を成し遂げていくために、さまざまな施策を考え実行しています。
なぜ後継者を探すのか
和牛や農業の世界は厳しいコスト高と販売価格の低下により、後継者がなかなかいないのが現状です。大きな資金力を持ち、コストを抑えられる大手企業でないと存続が難しい状態です。
しかし私は、1頭1頭にこだわって育てる中小農家だからこそ提供できる品質があると思っています。その品質を求める「食」にこだわったお客様も実際にいらっしゃいますし、私自身もそういう食材を食していきたいと思います。
中途半端な農家ほど生き残っていけず、残るのは大手かこだわりをもった中小かに二極化するのではと考えています。
牛は肥育だけでも出荷するまで約2年、繁殖からだと約4年かかります。1頭の牛の誕生から出荷までを見届けるだけでその期間を要するのです。
私は今40代ですが、人は必ず衰えます。だからこそ今のうちから時間をかけて、私の想いと技術を伝えていきたいのです。
家族経営はどうしても、「自分たちが頑張れば」という意識になりがちですが、事業を続けていくにはそれではダメです。スタッフを増やし、みんながきちんと休んでプライベートを楽しみ、みんながしっかり稼げる畜産経営とチームづくりを一緒に行っていきたいと考えています。


求める人物像
まずはお肉がとっても好きなこと、これは必須です。肉好きでなければ、美味しいお肉をつくる舌や技術も磨かれません。身体を動かす仕事が好きであることも重要です。
動物好きな方もかまいませんが、ここでは動物好きよりもお肉好きを推奨します。和牛は経済動物であり、「食」だからです。あなたの食へのこだわりを表現できるのも、和牛の仕事の魅力のひとつです。
また、数字がある程度わかることも必要です。私自身、この仕事を始める前に目指していたのは税理士で、その知識はかなり役に立っています。日商簿記3級程度はわかる方がどの経営をするにも役に立つと思います。
